物価高に円安のダブルパンチの今回の滞在期間。
噂には聞いていたので、出来るだけ節約したくって自炊も取り入れていました。
アメリカへの持ち込み禁止食材の情報が曖昧過ぎて、
レトルトのお米(サトウのごはんなど)はOKだけど、精米はダメとか。
一番持って行きたい物は・・・お米なのに!!!!!!!
今回念入りに調べて持って行きました。
同じように持って行くか迷う方もいると思うので、まとめておきます!
全ての食品は税関申告が必要です。食品申告を怠った場合、最大10,000ドルの罰金が科される可能性があります。
ちゃんと申告した場合は、検査官が持ち込めないと判断した場合でも罰金が科される事はありません。
US CBP 個人使用の食品について
全ての食品は税関申告が必要です!お菓子1つでも持っていれば、「何も持って来ていない」と言うのではなく、正直に伝えましょう!
何も持って来てないって言って、カバンチェックされた時に出て来たら・・・怪しまれてさらに細かくチェックされます。
アメリカ入国の際の禁止食材と持ち込み可能の食品について
飛行機がアメリカに到着する前に案内のある「果物、野菜、肉類、植物などの持ち込みは法律で禁じられています。」というアナウンス。ドキッとしますよね。
多くの調理済み食品は持込み可能です。しかしながら、アフリカ野生動物の肉やその他の肉製品を含むものほとんど、カレー、ブイヨン、スープミックスなどは持込む事が出来ません。原則として、調味料、酢、油、包装された香辛料、蜂蜜、コーヒー、茶は持込む事が出来ます。米は虫が寄生する可能性がある事から米国に持込む事を避けた方がいいでしょう。またいくつかの輸入食品は米国食品医薬品局の許可が必要になります。
在日米国大使館 HP
果物・野菜について
届出をしていれば持ち込めるものもあるのですが、ほとんどが禁止されています。
肉製品について
原材料を確認して、”肉”と記載されている物は持ち込み出来ないのです。
レトルト食品、カップラーメン、カレー、ブイヨン、コンソメ味のポテトチップスなどにはビーフエキスの記載のあるものがあります。
ポークエキス・チキンエキスもNGです。
精米について
持ち込むのに避けた方が良いと記載されている米についてですが、令和4年12月6日に更新されているUSDAによると
種子及び籾付きのものの輸入を禁止していますが、食用の玄米及び精米は輸入可能です(輸入許可及び日本での輸出検査は不要です)。
アメリカ合衆国 植物防疫所
となっています。
商用の米の持ち出しについては、日本で届出をしないといけませんが、個人で使用する場合は日本での届出も、アメリカでの届出も必要ありません。
牛乳・乳製品について
よく持ち込み禁止項目に挙げられているミルクについては、
口蹄疫(FMD)が発生している国からの牛乳・乳製品はほとんど輸入できません。
USDA HP
となっており、2024年2月現在では日本は口蹄疫が発生している国ではないので対象外で持ち込み可能です。
口蹄疫が発生した場合でも、市販のもので加熱調理済みの未開封のものでラベルが貼ってあるものなら、持ち込み可能です。
卵について
卵については、2024年1月に発生した鳥インフルエンザの影響で輸入規制されています。持ち込もうと思ったら生産地の証明など手続きが必要なので大変そうです。
アメリカの卵の価格高騰により、メキシコから卵を持ち込む旅行者が増えていて強化されているようなので持ち込まない方が良いと思います。
市販のもので加熱調理済みの未開封のものでラベルが貼ってあるものなら、原材料に卵の記載があっても持ち込みできますのでご安心を。
具体的に持って行ったものをご紹介
お米だけでなく、チーズ・バター、納豆、漬物、梅干しなどなんでも持って行くことが可能です!
最初は、お米とそばとそばつゆだけ持って行ったら良くない?と言っていたのですが・・・
アメリカの食事が口に合わないという旦那。
物価高で、日本より高かったら嫌なんだけどという嫁。
結果、大量の日本食を持参する事となりました。
出来るだけ、原材料の書いてある未開封のものを用意しましたが、お米は重すぎるので2合ずつジップロックに小分けしてます。
子供用としての注意は、肉製品を含む離乳食やレトルト幼児食が多いことでした。
粉ミルク、液体ミルクはなんの問題もなく機内にもアメリカにも持ち込みできます!
私は上記に加え、赤ちゃん用の水を持って行きました!
本来なら空港の手荷物検査の際に没取される飲み物なども、赤ちゃん用なら持ち込めるのです!
ハワイでは軟水硬水両方売っているのですが、赤ちゃんのお水だけは普段飲み慣れている物を使いたかったので。
このサイズが大き過ぎず小さ過ぎずで、持ち歩きに便利なので気に入っています!
そして赤ちゃん用ってわかるパッケージが説明するのに大助かり。
税関申告の仕方
では、実際のアメリカ入国の際の申告の仕方です。
以前は税関申告書を記入して申告していたのですが、今はキオスクという機械を利用します!
家族の場合は、家族まとめて1回の申請で大丈夫です。(友達同士は別々に)
キオスクは日本語で簡単に出来ます。
- 日本語の国旗マークを押す(日本語になる)
- パスポートの顔写真のページを読み取る
- 指紋を取る
- 質問事項にはい・いいえでチェックする
- 顔写真を撮る
- 印刷される紙をとって、入国審査の有人カウンターへ
食材を持ち込む方に注意が必要なのが、赤線の質問事項です。
「果物、野菜、植物、食べ物、昆虫を持っていますか?」という質問があります。
ここで、”はい”を選択しなければなりません。
以上です。
たったそれだけ〜!?って感じですよね。
昆虫と一緒の項目にせんといてー。
”いいえ”にしないといけないのかとドキッとしてしまうから、持ち込み禁止の果物とかと別の項目にしてほしいものです。
2024年2月にハワイに行った際には、この機械も撤去されていました!
申告する紙の記載も無し、機械も無しで、いきなり入国審査の有人カウンターに案内されました。
上記で説明した旨はハワイ入国時には必要無いのですが、ハワイでもまた設置されるようになるかもしれないのと、他の都市では必要なので参考に書いております。
2024年4月追記!!!
ハワイだけでなく、ヒューストン・サンフランシスコでも税関申告ありませんでした・・・。
上記で説明した機械が無いだけでなく、入国審査でも食べ物の持ち込みがあるかについて何も聞かれませんでした。
抜き打ちで荷物をチェックされる場所にも係員が数名いるものの、特に誰もチェックされていなかったです。
入国審査について
入国審査は有人カウンターでの、口頭申告です。
滞在期間や目的を聞かれる
あの場所です。英検の面接のようなドキドキするあの場所です。
今回持ち込んだ食材多数。
全部伝えていたら、次の順番待ちしている人に何を時間かかっとるねんってしばかれる・・・。
伝えたいことは、「果物、野菜、肉製品は持ってきていないよ。日本食やお菓子持ってきてるけど」
英語で何というか考えて・・・細かく聞かれた時に全部英語で説明するの大変なので、英語のリストにしてメモ保存までしていたのに・・・
何も聞かれなかった!!!!!!!!!
私の担当をして下さった方は、無愛想を通り越して無言!
指紋を取られただけで、何も話さず通されました。
隣のカウンターの人は、めっちゃ色々聞かれてるのに。
別の日に入国した旦那も食材色々持っていたのですが、持ち込みについて何も聞かれなかったって言ってました。
旦那の場合は顔の写真を撮られただけで、指紋は無し。
滞在期間やビジネスでは無いという話は聞かれたようですが・・・
本当に毎回違い過ぎて・・・不思議に思う。
滞在してみて、持って行って良かったもの
ホテルで役立ったもの
やっぱりお湯をお入れるだけで良いインスタント食品。
ハワイにもカップラーメンは売っているのですが1つ4ドル(600円)とかする!!!!
子ども用にアンパンマンのうどんを持って行っていて大正解でした。大人用にも用意しとけば良かった。
ホテルの部屋にケトルが無い事が多いのですが、フロントでお湯を頼んだりも出来ます!
「レストランにもらいに行け」と言われたりするのですが、高確率でお湯ゲットできます。
私のオススメは、そんなやり取りをしなくても良い折りたたみケトル!!!
開発した人・・・天才過ぎでしょ。
2024年5月追記
最近こちらのケトルに興味を持ってくださる方が多いので、追記させていただきます。
使用する際にはヤケドに注意してくださいね!
コンパクトに折りたためる部分が、お湯が入っている状態でも触るとグニャとなるので、気をつけて下さい。
コンセント部分の取り外しが硬いので、お湯を注ぐ際にコンセントを外す場合などにも注意が必要です!
何度か危ないなと思った事があるので追記させていただきました。
このサイズだとサトウのご飯は入らないのですが、もう少し大きいサイズだとサトウのご飯などのレトルト商品を温めることも出来ますよ。
コンドミニアムで人気だった食品
自由に料理ができるコンドミニアムで、家族が喜んでくれたものは・・・
やっぱりお米!!!!
鮭フレークで握ったおにぎりが、いつも以上に美味しく感じると好評でした。
ざるそばやそうめんは茹でるだけなので、時短で簡単で作る人の味方!そばつゆとワサビと乾燥ネギを持って行くだけで、完璧です!
オリーブオイルも、現地で買ったステーキを焼いたり、パスタに使ったり、サラダにかけるだけで美味しくなるので役立ちました!
ターゲットで買った12ドルのTボーンステーキ美味しかった!
野菜のお皿に盛り付けるつもりが大き過ぎたのでやめた・・・という盛り付けのオシャレさゼロの写真ですが、
フードランドやホールフーズで買ったお肉だともっと美味しかったかも!
持って来ておけば良かったと思ったものは、パスタとパスタソースです。
現地で買った方が美味しそうと思っていたのですが、バジルやトマトソースの瓶が大容量過ぎて後悔しました・・・。
現地の価格を事前に知りたい方は、アメリカの大型スーパーTargetのHPをチェックすると参考になりますよ。
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