パリオリンピックの女子の準々決勝に残っているメンバーを見たら、「やっぱりそうなるか。」と偉そうに頷きながら・・・
カリッサ・ムーアの2連覇になるかな?とか思っていたけど、私の予想はいつも外れます。
夢は叶う🥇 🇺🇸 神に全ての栄光を
金メダリストのアメリカ代表キャロライン・マークスについて詳しくまとめておきます!
キャロライン・マークス(Caroline Marks)
「世界タイトルを獲り、できるだけ多くのオリンピックに出て金メダルを獲るためにここにいる。それが私の目標だし、それを口に出すことも恐れていない」
生年月日:2002年2月14日生まれ 22歳
身長:165cm 58kg
ホームタウン:フロリダ メルボルンビーチ
スタンス:グーフィー
スポンサー:ロキシー、レッドブル、オークリーetc
家族構成
アメリカのフロリダ州ボカラトンで生まれ
兄のザックとルーク、弟のジャックとドーソン、妹のビクトリアと6人兄弟の3番目として育ちました。(両親は現在はカリフォルニア州サンクレメンテ在住)
キャロライン・マークスの父親はダレン・マークスはかつてマイアミのビーチでサーフィンをしていて、
現在は、子供向けソーシャルメディア・プラットフォームであるGromSocial社の社長兼CEOとして働いています。
母親のサラ・マークスはサーフィン好きの家族とは違い海が怖いようですが、それでも家族の仕事とキャロラインのサーフィンのキャリアを支えています。
経歴
13歳からプロサーファーとして活躍する彼女は、ホームスクール方式でサーフィン最優先の生活をしてきました。
史上最年少15歳でCT(チャンピオンシップツアー)の出場権を獲得。
その年の新人賞ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。
2021年東京オリンピックでは、4位
2023年に21歳の時にワールドチャンピオン
2024年パリオリンピックでは金メダル
マークスはもともと馬と乗馬が好きだった。
では、なぜサーフィンに転向することになったのか?
サーフィンを選んだのはキャロラインではないが、彼女を見守り、導く手を貸してくれたのはサーフィンだったのだろう!
キャロラインはインタビューで、兄のザックが若い頃からサーフィンが大好きだったことを語っている。
彼女は兄が予選シリーズでサーフィンをしていたことに触れているが、彼女はそれに夢中になることはなかった。彼女は、サーフィンは兄の “やりたいこと “であり、”乗馬 “は自分のの “やりたいこと “だと信じていた。
サーフィンを選んだ理由について、彼女はこう語っている: 「私はただ、本当に、彼らのようになりたかったし、彼らに私のことをクールだと思わせたかった。」その後、彼女は騎手よりもサーファーであることを優先し、キャリアの軌道を完全に変えた。その上、若くして成功を味わったことで、彼女のサーフィンへの興味はさらに深まった。
ESSENTIALLY SPORTS
東京オリンピックに出場する際のインタビューで自身について話しています。
英語だけだったので、全文載せておきます。映像も素晴らしいので、観てみてね!
https://olympics.com/ja/video/teen-sensation-caroline-marks-gunning-to-be-surfing-s-no-1
私はサーフィンがすごく好きで、楽しいの!
もちろん大会に出るのも好きで、そのエナジーで成長することができる。
毎日教室に座っているなんて考えられない。
私は、毎日サーフィンがしたいし、実際にそうできている。
時々夢じゃないかって確かめるの。
自分の夢を仕事として生きているんだから、これほど素晴らしいことはないわ。
サーフィンを始めたのは3歳のとき。
初めての波は3歳のときだった。
兄たちのようになりたくて、兄たちに受け入れてもらいたくて……。
カッコよくなるには、兄たちよりもサーフィンが上手にならないといけない。
僕は6人家族の1人だから、何でもやって育った。
テレビは見ないし
いつも外にいた。
釣りに、スケートボードに、バスケットボールにと。
体操もソフトボールもサッカーもやっていた。
子供の頃は何でもやっていたの。あらゆるスポーツをね。
でも、サーフィンをたくさんしていた。
サーフィンがうまくなる一番の方法は、たくさんサーフィンをすることよ。
最初の大きなコンテストは、ローワーズ(カリフォルニア)で行われた全米選手権で、女子アンダー12クラスで優勝したの。
スポンサーが大勢来ている中で、ビーチに担ぎ上げられて……。
「なんてこと!すごくカッコいいじゃん!」すごく注目されていて、
この子たちはみんな超上手いと思うんだけど……「そんな彼女たちに勝ったんだから、私ってかなり上手いに違いない!」みたいな。
それで、そのとき気づいたの、
これこそ、私が人生をかけてやりたいことなんだって。
15歳でツアーに参加したその年は、予選を通過しなければならないというプレッシャーもなかった。
ただ、「よし、サーフィンが上手くなるために、イベントに出て、世界中旅して、たくさんの経験を積もう!」それ目標だったからプレッシャーなんてなかった。
1年目の成績が良かったのは、それが理由だと思う。
『失うものは何もない』って感じだからね。
まだ1年目で、まるでスポンジのように、すべてを吸収して学んでいる最中。
高校はホームスクール式なんだけど、もう1学年残っていて、
本が送られてくるから、暇があればやっている。
試合の時に学校のことを気にしたくないからなんだけど、それはそれでちょっと大変。
学校は良いことだよ。あなたのためになるから。私はまだ若いし元気だからなんとかなっているよ。
でも、正直に言うとサーフィンの方が好きよ。
ケリー(ケリー・スレーター)は超、超クール。彼は本当に応援してくれるし、ヒートの後は何度もメッセージをくれる。
それに、彼は私のアイドルの1人なんだ。彼は、私が生まれる前から世界タイトルを獲っているし……。
だから今、彼と一緒にツアーに出ていて、あちこちで彼を見かけるのは最高よ。
それに、彼は史上最高のサーファーだから、どんなアドバイスも素直に受け入れられる……。
オリンピックに出たいっていうのは、私の大きな目標なんだ。
でも同時に、世界No.1になりたいんだ。
そうすればオリンピックに出られるし。
だから、パドルを漕ぎ出すたびに勝ちたいと思っている。
そうすればするほど、オリンピックに出るチャンスが増える。
若くて経験がないおかげでプレッシャーがなく、シンプルに楽しんでいます。
でも、今年は絶対成し遂げるよ!
このインタビュー後の東京オリンピックでは4位でしたが、その後世界チャンピオンにもなっているし、パリオリンピックでは金メダル。
有言実行の勢いの凄すぎるキャロライン・マークスでした!
サーフィンに集中する為にホームスクール式にするとか、アメリカでは当たり前のようによく聞くけれど、
日本ではまだまだ難しいよね・・・。
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