【ヒューストン】ストップオーバーの時間を利用してNASAへ(スペースセンターのネタバレ編)

最近、初めて知ったストップオーバーという言葉。

寄港地の滞在時間が24時間以内だとトランジット、それを超えるとストップオーバーと呼ばれるんだって。

なんでもかんでもトランジットって言ってたよ。

ストップオーバーは、別名レイオーバーとも呼ばれています。

飛行機で目的地へ向かう際に

直行便がない場合や、遠回りすることで安くなるなどの理由で

違う国で乗り継ぐことがあると思いますが、

24時間以内の一時的な立ち寄りはトランジットであるのに対し、

ストップオーバーは乗り継ぎ地で24時間以上の滞在することを意味します。

ストップオーバーは、航空券によっては割引に制限がかかったり、追加料金が課されたりすることも!

しかし、24時間以上滞在することで、目的地以外でも観光を楽しめることやゆっくり休息をとることもできるというメリットもあります。

ストップオーバーで立ち寄ったヒューストン

せっかくなので子どもたちを連れてNASAのスペースセンターへ。

実際に訪れた日はなんと日曜日

2015年に訪れた際にはガラガラだったので、そんなに人気だと思っておらず油断した。

今回は人!人!ひと〜!!!!!!

平日に訪れられるように計画するべきだった・・・。

帰りのUberで平日だと空いているのか聞いたら、毎日busy(混んでいる)だと言っていました。

本当かどうかはわかりませんが。

NASAは今、イーロンマスクのスペースX火星への有人飛行計画、アポロ計画以来の月面着陸計画などで再人気中のようです。

今回宇宙センターに来る為に映画やYouTubeをたくさーん観て旅の準備をしていた私。

「オレこういうYouTubeとか観たくない!」という旦那。

事前に知ってしまうと感動が薄まるから嫌らしい。

なるほど・・・

私は逆に無知な私にわかりやすく説明してください

英語じゃなくって日本語で情報が欲しいよ!!!って思うタイプだから、

そういう配慮が出来ていなかったわ。

ここから先は写真盛りだくさんでネタバレします。ご注意ください。

目次

スペースセンター  ヒューストンへ

入り口のNASAのマークを見るだけでも大興奮!!!

カフェテリア

午後からの参加となってしまった為、利用しなかったのですがカフェテリアもあります。

大学の食堂みたいな感じ。日曜日は、空いている席を探すのも大変なくらいの混み具合でした。

以前こちらで食事をしたのですが、ピザやハンバーガーなどアメリカンなよくある食事内容で特にこだわりメニューがあるわけでもありません。お味もおすすめする程美味しいわけではなく、至って普通です。ペットボトルの飲み物やお菓子なども観光地価格で高いです・・・。

館内への飲食物の持ち込みが禁止されています。入館の際に荷物チェックがあります。子供用のお水やお菓子を持っていたのですが、没収される事はありませんでした。

NASAトラムツアー

スペースセンターの一番の目玉!

広大なジョンソン宇宙センターを巡るガイド付きトラムツアー。(ガイドは英語のみです。)

Historic Mission Control TourAstronaut Training Facility TourGeorgeW.S Abbey Rocket Park3つのコースがあります。

ベビーカーはトラムに乗る直前に、ベビーカー置き場に預けないといけません。どのコースも歩く事になるので、赤ちゃん連れの方は抱っこ紐も必要になると思います。

Historic Mission Control Tour(旧管制室見学)

追加料金が必要で、オンラインで入場券を購入する際に事前に予約をする必要があります!

すぐに売り切れてしまう為に、少なくても2週間前までに予約する事をお勧めすると記載されていました。

アポロ計画の際に実際に使われていた管制室へ訪れる事が出来ます。

Astronaut Training Facility Tour(宇宙飛行士訓練所見学)

追加料金不要。

先着順なので、ゲストサービスデスクに立ち寄り、受付中なのか確認してチケットが必要です。

訓練施設を2階の窓から覗く事が出来ます。

GeorgeW.S Abbey Rocket Park(ロケットパーク)

追加料金不要。

先着順で、チケットも不要なので直接トラム乗り場で並ぶだけです。

ロケットパークの格納庫内には3機しか現存しないサターンV型ロケットの実物が展示されています。

このトラムツアー、以前訪れた際(2015年)には2コースだったのですが、今は3コースとなっていました。

当時はコントロールセンターと訓練所の2コースで両方最後にロケットパークに立ち寄って終了というそれぞれ1時間半くらいのツアー。無料で特に予約も不要だったので・・・

普通のチケットで良いだろうと油断してました・・・。

コロナ禍の時期には入館後にアプリから予約するシステムだったようです。

2024年4月時点では、一番人気であろう管制室見学のツアーは、追加料金が必要な予約制になっています!!!!

わざわざヒューストンのNASAまで来たのであれば・・・絶対に!管制室を見学できるチケットを購入した方が良いです!

そうとは知らなかった私たちは、もちろん楽しみにしていた管制室ツアーには参加出来ず・・・。

訓練施設の見学ツアーも午前中で締め切ったと言われ参加出来ませんでした。

唯一参加できたロケットパーク行きのトラムツアー。

館内まで長蛇の列が出来ており、

「オレ並ぶの無理やわぁ・・・」と言い出す旦那。

な・・・なに!!!!何しに来たんやぁ〜!!!

このトラムツアーに参加しないで、NASAに行ったとか言ったらあかんやつやで!!!!

管制室と訓練所のトラムツアーに参加出来ないだけでも、遥々こんな遠くまで何しに来てん!状態なのに。

このロケットパーク行きのトラムツアーは所要時間も30分程の短めなので、長蛇の列も意外と早く進みます。

お昼過ぎには長かった列も、閉館時間が近付く頃にはガラガラになっていました!

(閉館の2時間前には締め切られるという口コミもあったので気をつけてください。)

トラムに乗ると、広大なジョンソン宇宙センターの敷地内へ出発です!!!

トラムに乗るだけでも子どもは大喜び!

ロケットパークで降ろしてもらい、徒歩でロケットを見学します。(帰りは好きなタイミングでトラムに乗車してセンターへ戻ります。)

子連れの私たちは、さっさっさ〜と格納庫内のサターンVロケットを見回りましたが、芝生に座り込んで展示されているロケットエンジンを眺めている方などいらっしゃいました。

長過ぎて収まらないサターンファイブロケット。

アポロ計画に際に使われる予定だったホンモノです。

アポロ船を宇宙は運ぶ為に開発された史上最大のロケット

1度の飛行でしか使えない使い捨て方式ですが、

当初20号まで予定されていたアポロ計画は17号で終わってしまった為使用されずに残っているのです。

ドキュメンタリー番組【アポロ:ミッション・トゥ・ザ・ムーン】で見たやつ!!!と必死に凄さを説明する私。

この巨大な全長90メートルのロケットはほとんどが燃料で、第一段階、第二段階、第三段階と3回に分けて切り離されて、宇宙へ飛んでいきます。切り離された部分は爆発して大西洋へ。

月に着陸するのは先端部分のみ!

人が乗れるスペースは大人3人がギューギューになるサイズで、とても小さいのです。

自分が乗ると想像するだけで怖くなります。

宇宙兄弟のムッタもこのサターンVジャージを着てヒューストンでトレーニングしていた。

それくらい宇宙好きにはたまらないロケットなのです。

こんな細部まで宇宙愛を感じるこの漫画。本当に素晴らしい。

この場所では、巨大なバナーにも注目です!

月面着陸成功のアポロ11号。イーグルのミッションバッヂがかっこいい!

最後の月面着陸となったアポロ17号。

少年の足が長すぎる。加工していません。(←どうでもいい)

宇宙空間で事故が発生し、奇跡の生還と言われているアポロ13号。

ロケットパークよりも管制室と訓練所のトラムツアーの方が、所用時間が長いです。それぞれの施設に行くまでに、ジョンソン宇宙センター内を走ってくれるのですが、働いている方の駐車場などを見かけるだけでも、たくさんの方々が働いている規模の大きさに感動した思い出があります。トラムツアーの説明は英語でただただ眠かったけど、管制室は映画の世界そのままで感動するし、訓練所はタイミング悪く宇宙飛行士の方はいなかったけど、JAXAの表示も見つけられたし、スタッフの方が数人仕事をしている姿を見るだけでもカッコ良かった!(だいぶ前なので記憶は曖昧)

インディペンデンスプラザ(シャトル輸送機)

インディペンデンスプラザでは、本物の NASA 905 シャトル輸送機とその上に乗せられたシャトルのレプリカの両方に入ることができます。

操縦室など見学が出来るのですが、こちらも長蛇の列!!!!

案の定並べない関西人。「・・・諦めようかぁ」とスキップ。

NASA905はボーイング747の機材をスペースシャトル輸送用に改造したものです。

少しでも軽量化されるように改造されている機内は必見です。

NASA905は42年間で223回も約80トンのスペースシャトルを運ぶという大役を果たしたのです。

「お疲れ様〜」としみじみ眺めときました。(中に入れなかったので)

同じく屋外の奥には以前になかった展示物が!!!

奥すぎて見逃す可能性があるのでご注意ください。

コメント

コメントする

目次