まだまだ紹介しきれていない選手達。
今回は兄弟でCT入りしている選手についてです。
CTで活躍する兄弟達
兄弟でCT入りする事は昔からあったようです。
2019年には、オリンピック銅メダリストのオーウェン・ライトが、弟のマイキー・ライトと妹のタイラー・ライトと活躍していました。
タイラーは現役で活躍中です。
2024年の今シーズンは2組の兄弟がエントリーされています!
ブラジルのPUPO 兄弟
兄:ミゲル・プポ Miguel Pupo
1991年11月19日 32歳
175cm 73kg
サンパウロ ブラジル
2011年CTデビュー
3人の娘がいるパパさん。
プポさん達の父親はブラジルで板を削るシェイバーをしています。
サミュエルが生まれた日の事をよく覚えている。母さんが階段で転んで僕たちは病院に急いで行ったんだ。父さんがクレイジーに運転していて、母さんを降ろした。数時間後、初めて見た弟は、小さくて小さくて思い出深いよ。
2022年のプラジルでのCTで決勝戦に残った弟を見たときは、とっても誇らしかった。僕は決勝まで残った事がなかったからね、それがどれだけ大変なことだったか僕にはわかる。弟は彼のやり方でそれを成し遂げたんだ。
(パリ オリンピック対談より抜粋)
弟:サミュエル・プポ Samuel Pupo
2000年8月27日 23歳
175cm 77kg
マレシアス ブラジル
2017年CTデビュー
3兄弟の末っ子として育ったサミュエル。
父と兄がいるコトは、僕にとってとても幸運です。
僕は彼らのサーフィンを見て育ったので、5歳の頃にはすでに、世界で活躍するサーファーと対戦したいという夢を抱いてきました。
もちろん兄と対戦する事も夢でした。
兄みたいになりたいと思って育ってきた。生涯尊敬する人だよ。
兄のミゲルとは大きな喧嘩をした事がないよ。
お姉ちゃんとは毎日のように喧嘩してたけどね。
(パリ オリンピック対談、WSLインタビューより抜粋)
アメリカのColapinto兄弟
兄:Griffin Colapinto
1998年7月29日 25歳
178cm 78kg
サンクレメンテ カリフォルニア
2018年CTデビュー
僕たちの生涯の夢が叶った!ここに来るまでたくさんの苦難があった。弟はここ数年、サーファーとしてだけでなく、人間として大きく成長した。
クロスビーは遅咲きのサーファーで、サーフィンに目覚めたのは14歳頃だった。
彼は何度も負け、悔しがっていた。ある日「ねぇ、グリフィン、僕はCT選手になれると思う?」と聞いてきたんだ。「いや、今は無理だと思うよ。最低でも1日4〜6時間は海に入らないと。」彼は明らかにがっかりしていたけど、僕の話をちゃんと聞いてくれて、その夏彼は驚く程上達した。
USチャンピオンで4連覇もしたんだ。これはすごい記録だよ!そして若くしてCTに参加できるようになった。
でも、コロナ禍に見舞われ、意欲と励みと勝負強さを失ってしまったんだ。それから連敗していたが、今調子を取り戻して、CTのワールドツアーに参加出来る事になったんだ!クロスの新たな旅立ちにとても興奮している!!
僕たちはついに同じスケジュールを過ごす事になるんだ!愛しているよ、兄弟♡
(インスタグラムより抜粋)
弟:Crosby Colapinto
2001年7月15日 22歳
サンクレメンテ カリフォルニア
2019年CTデビュー
小さい頃からグリフィンがするコトは何でも真似してきたんだ。兄はそんな僕にイライラしている事もあったよ。でもいつも後押ししてくれるんだ。
2人でCTに参戦することは、私たちの大きな夢だったので、とてもワイルドな事です。グリフィンと一緒にツアーに出るのが一番の楽しみなんだ。彼と一緒にツアーに参加し、同じ大会に出る。1年間ずっと一緒だよ!おそらく毎日一緒にいる事になる。最高だよ!
(パリ オリンピック インタビューより抜粋)
今年度から兄弟で参戦する事となったコラピント兄弟。
一足先に兄弟で参戦しているプポ兄弟。
2022年ポルトガルでは、兄弟対決となってしまったヒートがありました。
その時は兄のミゲルが勝っています。
CT入りはしてなくても、メディーナの妹のソフィアも活躍しているし、
セス君のお姉さんは有名なケリアモニーツ。
野球やサッカーよりもサーフィンの方が親がプロサーファーだったり、兄弟でプロで活躍している人が多いスポーツのように感じます。
生まれ育った環境って本当に大切ですよね。
アメリカに移住したカノア のパパママの行動力はやっぱり凄いし、世界で活躍する為にはとても大切な事。
カノア の弟のキアヌくんもサーフィン激ウマだし、
五十嵐兄弟でCT入りする日も来るのかなぁ〜
なんて思ってます。
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