カウリ・バーストってどんな人?

慣れ親しんでいる海でのオリンピックはやはり有利だったのでしょうか?

今大会の金メダリストカウリ・バースト

タヒチが地元なので本人だけでなく現地で応援している方々もとっっても嬉しかっただろうと思います。

正直、メディーナが金メダルだろうなと予想していたのでノーチェックでした。(私の予想はいつも外れる)

エッフェル塔のふもとセーヌ川でのサーフィンを夢見たことない?僕はあるよ。タヒチからパリへ、都市の中心にサーフィンを持ち帰って来れたことを誇りに思います。
応援してくれた皆さんに心から感謝します。
この夢を実現させてくれた@accor、@all、@all_frに感謝します。

「セーヌ川でサーフィンはやめときなさい!お腹痛くなるよ!」と、言いたくなるのですが・・・

本人は楽しそうです。

開催国フランスでの金メダル。

それはそれは盛り上がっているようで、

タヒチだけでなくパリでもメディア出演やパーティーなどで連日忙しそうな

カウリ・バーストについてまとめておきます!

目次

カウリ・バースト(Kauli Vaast)

生年月日:2002年2月26日 22歳

出身地:ヴィラオ,タヒチ島

身長:176cm 70kg

スタンス:グーフィー

スポンサー:クイックシルバー、レッドブル、オークリー、エア タヒチ ヌイetc

Diorのアンバサダーに任命されています。

初めてチョープーの波を見たとき、サーフィンをしたいと思わなかった。

当時8歳だったタヒチ出身の彼は、タヒチ語で「ドクロの壁」と訳され、世界で最も難易度の高い波のひとつとされるこの巨大な波を岸から見て、恐怖と不安に打ちひしがれていた。

しかし、時が経つにつれ、このホームの波で勝つことが彼の夢となった。

「子供の頃、この波でいろいろなことをやってみたいと思っていてました。コンテストで優勝するのが夢で、そのために努力しています。」Olympics.comに語った。

ほとんどのサーファーにとって、チョープーは「最終地点」であり、「ドクロの壁」であり、危険とエキゾチックが混在する場所だ。

バーストにとって、それは幼いころの大切な思い出を呼び覚ます波である。

タヒチで生まれ育ったバーストは、4歳のときに島の北側でサーフィンを始めた。砂浜が広がり、手なずけられやすい波が立つタヒチは、サーフィンを学ぶには理想的な場所だった。

バーストがチョープーの近くに移った時、より大きな挑戦が始まった。チョープーは世界最高のサーファーが集まる波だ。

毎年、WSLチャンピオンシップ・ツアーのタヒチ・プロのような大会が開催されると、島の海岸は興奮に包まれる。バーストは観客に混じりたくてたまらなかったが、彼の両親には別のことを優先させた。

「学校があったし、ママもパパも先生も、『ダメダメ、学校があるんだから行きなさい』って感じだった。だから、『いつか行ってやる。このコンテストに出たい』って思っていたんだ。」

バーストは初めてチョープーでサーフィンをしたときに感じた恐怖を克服したが、22歳の彼は、サーフィンに出かけるたびにまだ恐怖を感じていることを認めている。その違いは、恐怖に興奮が混じるようになったことだ。

「アウトサイドはいつも怯えているよ。普段からすごいんだけど、特に大きくなった時は特にね。でも、それが世界最高峰の波でもあるんだ。

いいエネルギーがたくさん感じられるから、あそこにいるのがすごく嬉しいよ。そのエネルギーはタヒチでは “マナ “と呼ばれるもので、本当に特別なんだ。」

そのパワフルな力と浅いリーフをナビゲートするには、体力と精神力のコンビネーションが必要だとサーファーは言う。そして何よりも尊敬の念だ。

「常にこの波をリスペクトすること。それだけです。チョープーは僕にとってもハードな波だ。子供の頃からサーフィンをしているが、トリッキーで危険な波であり、また美しい波でもある。常に学ぶべきことがあるんだ。」とバーストは教えてくれる。

「タヒチにはたくさんの美しい島があります。泳げる美しいラグーンもある。登れる山もある。たくさんのものがあり、たくさんのサーフスポットがあり、クレイジーな波があり、美しい人々がいる。僕はラッキーだ。

そして、今回世界中の人がタヒチ島の美しさ、人々の美しさ、フランス領ポリネシアの美しさ、サーフスポット、人々の優しさを知ることができる。」

ヴァーストにとって2024年パリ大会は、家族や友人の前で大好きな波で競い合うチャンスであると同時に、故郷の美しさをアピールする場でもある。

Paris2024 Olympics Tahiti native Kauli-vaast

経歴

WSLヨーロピアンジュニアチャンピオンを過去3回(2017,2019,2020)獲得。

2019年17歳の時にチョープーで開催されたタヒチプロ(Tahiti Pro)でWSLチャンピオンシップツアー初参戦

開催地のワイルドカード枠で出場したが、同じタヒチ出身で彼のヒーローのひとり、ジェレミー・フローレスに敗れ9位となった。

2022 年同じくワイルドカード枠でタヒチプロに出場し、決勝戦でブラジル人ミゲル・プポに敗れ準優勝の2位

2023年のタヒチプロの成績は5位。

サーフィンしながら釣りって初めて見たんだけど・・・。

どんな時代になろうと生きていけそうなサバイバル力も素敵です。

妹のアエラン(Aelan Vaast)と弟のナイキ(Naiki)

妹と弟もプロサーファーです。

これがまた可愛らしいし、みんなそっくり。

生年月日:2004年12月23日 19歳

身長:170cm、59kg

スタンス:レギュラー

スポンサー:ビラボン、エア タヒチ ヌイetc

生年月日:2007年5月10日 17歳

サーフィンだけでなく、タヒチ島の魅力も伝えてくれるバースト三兄弟にこれからも注目です!

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