コロナ禍のハワイ渡航〜日本帰着当日〜

長いフライトの後、待っている日本の空港でのコロナ対策・・・

これが早く緩和してくれないとなかなか今までの様に気軽に海外に行こう!!!ってならない。

2021年9月現在の帰着の流れをまとめてみました。

目次

帰着日当日について

72時間前までにPCR検査を受けて、陰線証明書を手に入れるのを忘れずに!

空港でチェックイン

チェックイン

チェックイン時には、パスポートと陰性証明書を見せるだけ。

預け手荷物

9.11テロ事件以降、セキュリティチェックが厳しくなり、ハワイなどアメリカでは「スーツケースの鍵をかけてはいけない」というルールがあります。
TSAのマークがついているスーツケースは、アメリカの空港のTSA職員が鍵を持っているので、ロックをかけていても勝手に開けて確認してくれますが、TSAロックの付いていないスーツケースの場合には、鍵がかかっていると鍵を壊して中を確認することもあります。鍵を壊されない為にもロックはしないで預けないといけません。私は、念の為TSAロックがついているスーツケースもアメリカ出発の時は鍵をかけないで預けています。

中身を確認された場合には、”NOTICE OF BAGGAGE INSPECTION(荷物検査の通知)”と書かれた紙がスーツケース内に入っています。
私自身も何度かこの紙が入っていた事があります。
初めて見たときにはびっくりした!
いつもスーツケースにパンパンに詰め込んだ状態で無理矢理閉めていたので、何か失くなっていないかヒヤヒヤした。それからは、開けられても大丈夫な様に整理して入れる様にしています。

そして、預け荷物の重さも重要
エコノミークラスは20kg、ビジネスクラスは40kgなど航空会社やクラス毎に預けれる荷物の重さが決まっていて、20kgは余裕でオーバーする可能性大です!!!
スーツケースに収まったからと安心していたら、重量で引っかかり、超過料金がかかると言われた事があります。値段を聞いたら決して安くなかった。
慌てて重そうな物を取り出して、手荷物で持つ羽目に。
同じ様に必死に空港でスーツケースの重量調整している方を見かけます。
チェックインカウンター周辺には、誰でも使える測量計が置いてあるので、チェックインする前に預け荷物の重量を測って調節する事をオススメします。

セキュリティチェック

搭乗ゲートに進む前のセキュリティチェック。
パソコン等の電子機器はカバンから取り出し、靴も脱ぐ必要があります。

出発時同様にペットボトルの水等の液体物は持ち込み出来ませんが、赤ちゃんの物はオッケー!
ミルクだけでなく、ペットボトルの水もフライトに使うBaby用だと伝えれば、捨てなくて大丈夫です。

機内で書く書類

・携帯品別送品申告書
・誓約書

これらは機内で配布される書類です。
通常の税関申告書(携帯品別送品申告書)に加えて、コロナ禍には誓約書も配布されます。

税関申告書は、申告するものが無くっても家族で1枚の記入が必要。
お酒、タバコ、香水、購入品が免税範囲が越えている場合には詳細を記入しないといけません。
記入例:https://www.customs.go.jp/kaisei/youshiki/form_C/C5360r.pdf

誓約書は機内でも貰えるけど、事前に印刷して記入する事も可能。
事前にアプリのダウンロードや書類の準備はしておいた方が日本到着後の空港でスムーズに進めるので、そちらについても参考にしてみてください。

〜税関申告書について〜
・肉製品、野菜、果物、動植物等の日本への持込みが制限されているものを”はい”にチェックした場合

生きた動植物、肉製品(ソーセージ・ジャーキー 類を含む。)、野菜、果物、米などを持ち込む場合は動物・植物検疫カウンターでの確認が必要です。
どこの国からの持ち込みなのか、物によって規定がそれぞれ違うようなので・・・没収される場合も許可してもらえる場合もあります。

・免税範囲を超える購入品・お土産品・贈答品など”はい”にチェックした場合

税関申告で課税手続きが必要になる。

飛行機が日本に到着後

PCR検疫検査→入国審査→動植物検疫→税関の手続きが待っています。

コロナ禍ではPCR検査が必要になり、飛行機を降機してから入国できるまで、成田空港羽田空港では2時間から3時間、国際線の少ない関西空港でも1時間から2時間程時間がかかるようです。9月の閑散期でこんな感じなので、年末年始など国際線が増便すればもっと時間がかかるのかも。

PCR検疫検査

書類の確認→PCR検査→質問票確認→アプリ確認→検査結果待機→検査結果通知

・機内で書いた誓約書と陰性証明書、パスポートの確認

・PCR検査を受けてから、結果が出まで時間がかかるので、降機後できるだけ早くPCR検査は受けたいところです。
PCRは基本的には唾液での検査です。赤ちゃんなど唾液検査が難しい場合等は、鼻から綿棒を入れて検体を採取することもできます。

・質問票は、Webで入力します。https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/
日本入国当日に回答入力し、その後発行されたQRコードを到着地にて提示が必要となるもの。
飛行機が着陸してからは電子機器の使用ができるので、着陸後飛行機がブロックインするまでの間に機内でWeb入力してQRコードをスクショして準備しておくと良いと思います。

・アプリの確認は、14日間の待機中に必要なアプリの説明

・PCR検査結果が出れば、通常通りの入国審査に進めます。

特に準備をしていなくても、書類やアプリについてとても丁寧に説明してくれる様ですが、時間短縮の為にも事前にアプリのダウンロードや書類の準備はしておいた方が良さそう。

入国審査

パスポートのチェック。

動植物検疫

動植物、肉製品(ソーセージ・ジャーキー 類を含む。)、野菜、果物、米などを日本に持ち込む場合、立ち寄る必要があります。

ドイツでホワイトアスパラを購入して持ち帰った時に、立ち寄った事がありますが、実物を確認して問題なく許可されました。別途お金がかかることもなく、時間も短時間(土や虫がついていないか見て確認する)でした。

ハワイでお馴染みスパムも肉製品の為、申告が必要。缶入りのスパム缶はすぐ許可してもらえます。

ややこしそうなのが、検査証明書が必要なお花と果物
ハワイの空港の搭乗ゲートにも売っているので購入しても大丈夫なように思えるプルメリアやアンスリウムやハイビスカスの苗木、レイのお花は、害虫がいないことを証明する「栽培地検査証明書」が必要です。没収される可能性が非常に高いです。

年々厳しくなる動植物検疫の基準。日本に持ち込む動植物、肉製品(ソーセージ・ジャーキー 類を含む。)、野菜、果物、米などを購入する場合はご注意を。

税関

預け荷物を引き取った後は、最後の難関税関の申告です。
機内で記入した、税関申告書を提出します。

比較的に海外に比べると緩いと言われている税関申告チェック。

正直に申請をしても、カバンを開けられるんじゃないかとドキドキします。
1回も開けさせられた事が無いのですが、カバンを開けられている人は見かけるのでお注意を!

タバコも免税の空港で購入する方が多いと思いますが、
免税になるのは紙巻たばこ 400 本 又は 葉巻たばこ 100 本 又は 加熱式たばこ 個装等20個 又は その他のたばこ 500gと決まっています。
タバコについては詳しく無いのですが、400本は1人2カートンまでの様です。
喫煙者の父親はよく、父、母、私の分持ち込めると言って6カートン買ってました。(母と私は非喫煙者なのに巻き込まれてた)
※2021 年 10 月 1 日以降、たばこの免税範囲が変わります。

そして20万円を超える高額の商品(ブランド物)などを買った場合にも、課税対象となります。

日本に入国した次の日から14日間について

・宿泊場所又は自宅で待機
・公共交通機関を使用しない(電車・バス・タクシー・国内線の飛行機)
・アプリで健康状態の報告・位置情報の送信

待機場所に着いたら、説明を受けたアプリMY SOSの出番です。
”チェックイン”ボタンを押して、14日間の待機場所を登録します。
毎日”健康状態報告”で熱がないか、気になる症状がないか健康状態の報告をしないといけないのと、そして、AIや人からビデオ通話で電話がかかってくる。
ちゃんと自宅にいるのか確認する為に、人物と背景も映さないといけない。
そして時間もいつかかってくるのかわからないそうです。
14日間の待機期間が終了すると、自動的に解除されアプリは削除しても大丈夫になる。

ワクチン接種率の上昇で、感染者数も減っていくのかと思いきや・・・
ハワイも日本も厳しい状況が続いています。
ハワイはPCRを受けて陰性ならば、隔離なしで過ごせますが、レストランや屋内施設はワクチンパスポートがないと利用できなくなり、更にはワクチンパスポートがないと泊まれないホテルも出てきました。
これがいつ緩和されていくのか注目していきたいと思います。

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