WSL CT 2022について

気づけばもう2022年。
まだ書類に2021年って書いてしまったり、令和何年やっけ?ってなってしまう。2021年に置いていかれている私です・・・

現地応援しようと楽しみにしていた『Billabong Pro Pipeline』
緩和されるどころか海外旅行を取り巻く環境は更に厳しくなり、今年もオンライン観戦になりました。

ハワイの現地の様子、日本帰国の面倒な手続きなど色々教えてくださった方ありがとうございます!

海外で行きたい所、やりたい事、欲しいモノリストが増えていく一方のこの2年間。

趣味のWSLCT観戦。2020シーズンは全てキャンセル。
コロナちゃんの様子を伺いつつ開催するものの、スタッフに陽性者が出た影響で中止になったり、振り回された感じ。
2021年はTOKYOオリンピックが開催され、メディーナやジョンジョンが日本に来てくれたりカノアの応援が出来たのは良かったものの、CTツアーはハワイ、カリフォルニア、オーストラリア、メキシコでのみの開催で寂しい感じ。
2022年はハワイ、ポルトガル、オーストラリア、インドネシア、エルサルバドル、ブラジル、南アフリカ、タヒチ、カリフォルニアで開催される予定だけどどうなる事やら。

引退や休暇を次から次へとCTサーファーが発表する中、とうとうメディーナまでもが出場辞退を発表!

どうなるCT!!!!王者メディーナがいないCTは、フェレイラのひとり勝ちみたいになりそうで面白くないよ。

ジョンジョンとカノア頑張ってくれ〜!!!

目次

CT 2022 について

スケジュール

1月29日~2月10日 Billabong Pro Pipeline(ハワイ)
2月11日~2月23日 Hurley Pro Sunset Beach(ハワイ)
3月 3日~3月13日 Meo Pro Portugal(ポルトガル)
4月10日~4月20日   Rip Curl Pro Bells Beach(オーストラリア)
4月24日~5月 4日 Margaret River Pro(オーストラリア)

5月28日~6月 6日 Quiksilver Pro Gland(インドネシア)
6月12日~6月20日 Surf City El Salvador(エルサルバドル)
6月23日~6月30日 Oi Rio Pro(ブラジル)
7月12日~7月21日 Corona Open JBay(南アフリカ)
8月11日~8月21日 Tahiti Pro (タヒチ)

9月 8日~9月16日 Rip Curl WSL Finals (カリフォルニア)

シーズンの途中(オーストラリアで開催のMargaret River Proの後)で、ミッドシーズンカットされ22人のメンズと10人のウィメンズに縮小され開催されます。
ファイナルではメンズもウィメンズもTOP5のみ出場。

出場選手について

(メンズ)
☆前シーズンのCTランキング上位者20名。
・Gabriel Medina(BRA)
・Filipe Toledo(BRA)
・Itaro Ferreira(BRA)
・Conner Coffin(USA)
・Morgan Cibilic(AUS)
・Griffin Colapinto(USA)
・Jordy Smith(ZAF)
・Kanoa Igarashi(JPN)
・Yago Dora(BRA)
・Frederico Morais(PRT)
・John John Florence(HAW)
・Jack Robinson(AUS)
・Leonardo Fioravanti(ITA)
・David Silva(BRA)
・Ryan Callinan(AUS)
・Ethan Ewing(AUS)
・Kelly Slater(USA)
・Jadson Andre(BRA)
・Miguel Pupo(BRA)
・Seth Moniz(HAW)

エイドリアーノ・デ・スーザ、ジュリアン・ウィルソン、ジェレミー・フローレスの3名が引退したため、セス・モニーツ、ミギュエル・プポはCT枠からの出場。

☆CSランキング上位者12名。
・Ezekiel Lau(HAW)
・Liam O’Brien(AUS)
・Connor O’Leary(AUS)
・Jake Marshall(USA)
・Callum Robson(AUS)
・Samuel Pupo(BRA)
・Nat Young(USA)
・Imaikalani de Vault(HAW)
・Lucca Mesinas(PER)
・Joao Chianca(BRA)
・Jackson Baker(AUS)
・Carlos Munoz(CRI)

☆ワイルドカード2名。
・Kolohe Andino(USA)
・Owen Wright (AUS)

(ウィメンズ)
☆前シーズンのCTランキング上位者9名。
・Carissa Moore(HAW)
・Tatiana Weston Webb(BRA)
・Sally Fitzgibbons(AUS)
・Johanne Defay(FRA)
・Stephanie Gilmore(AUS)
・Caroline Marks(USA)
・Tyler Wright(AUS)
・Isabella Nichols(AUS)
・Courney Conlogue(USA)

☆CSランキング上位者6名。
・Gabriela Bryan(HAW)
・Brisa Hennessy(CRI)
・Bettylou Sakura Johnson(HAW)
・India Robinson(AUS)
・Luana Silva(HAW)
・Molly Picklum(AUS)
ケイトリン・シマーズは16歳で学業に専念したいと辞退した為、モリーピックラムが出場。

☆ワイルドカード2名。
・Lakey Peterson(USA)
・Malia Manuel(HAW)

CT観戦を楽しむのに、気になるルール

チャンピオンの決定方法

シーズンを通してポイントを積み重ねてチャンピオンを決定します。
各試合の優勝は10,000ポイント。それ以下の順位は、2位7,800ポイント、3位6,085ポイント。優勝賞金はUS$100,000
全11試合の上位9戦のポイントが加算され、年間ランキングが決まります!

ジャッジ

1本のライディングに対して0.1点~10点(満点)の点数がつきます。
ベスト2ライディングの合計スコアで競います。

採点の基準となるのは、
「Commitment and degree of difficulty(積極性と難易度の高さ)」
「Innovative and progressive maneuvers(革新的で進歩的なマニューバ―)」
「Combination of major maneuvers(メジャーマニューバ―の結合性)」
「Variety of maneuvers(マニューバ―の豊富さ)」
「Speed,power and flow(スピード、パワー、流れ)」

と公表されており、
そもそもマニューバーって何?
って感じですが、1本のライディングの間に繰り広げられる技の総称っぽい。

力強く次々とターンを繋ぐ事で、スピーディーなフローがうまれ、レパートリーの多様さと難易度の高い技を決めると高得点が出るようです。

素人の私からしたら、チンプンカンプンですが・・・
高くジャンプして回転着地成功(エアー)、力強いターンで波しぶきが凄いのんとか(リッピング)、波の上を横滑りする(フローター)より、波のトンネルからキレイに出てきた(チューブ)時の方がジャッジの点数が高いなぁってっことはわかってきました。サーフィン映画につきもののチューブライディングってやっぱり凄いんですね!そもそもあんな波のトンネルなんてなかなか拝めないし。

ジャッジの点数とかよくわからないけど、どれもハラハラドキドキ純粋に凄いなぁって魅入ってしまいます。

優先権

プライオリティと言い、優先権を持つサーファーが優先的に波に乗ることが出来ます。

優先権は波に乗ろうとするアクションを起こすと、乗ろうが乗らまいが優先権は次に優先順位が高い人に移ってしまいます。

プライオリティのルールを破ったり、他の選手を妨害するとインターフェアレンスとして、獲得したポイントの高いほうが1/2になるなど大きく差し引かれてしまいます。

イエロージャージ

一際目立つ黄色のユニフォームを着ている選手。

それはイエロージャージと呼ばれ、その時点でランキング1位の選手が着ています。

ミッドシーズンカット

シーズンの初めはメンズは36名、ウィメンズは18名でスタート。
シーズンの途中(オーストラリアで開催のMargaret River Proの後)で、ミッドシーズンカットされ22人のメンズ(プラスワイルドカード枠2名)と10人のウィメンズ(プラスワイルドカード枠2名)に縮小され開催されます。

ミッドシーズンカットで落とされた選手は5月から始まるCSに降格、シーズン後半に進むことができた選手は、自動的に2023年のCTに出場できる。

WSLファイナル

WSLファイナルでは、TOP5の男女サーファーが、世界タイトルをかけて直接対決します。
コンテストはトーナメント戦。
ランキング4位と5位の選手が戦い、勝った方がランキング3位の選手と戦う。
その勝者が次にランキング2位の選手と戦い、最後にその勝者とランキングトップの選手が最後にタイトルマッチを行う。
タイトルマッチのみ、3ヒート実施し先に2勝した選手がワールドチャンピオンとなる。

いよいよ深夜からスタート

2022年もオンライン観戦応援となってしまいましたが、8ヶ国で開催されるのはとても楽しみ!
エルサルバドルなんて初めて聞く国だし、どんな景色なんだろうって今から興味津々です。

ただ、どのスポーツにも言える事だけど、昨今のコロナの影響で出場出来ない試合があったりする状況では、ランキングもあてにならないし、素直に楽しめない自分がいる。

全試合に全員が出場出来て、初めてこのメンバーで1位って凄い!!!って思えるけど・・・メディーナがいない状況で1位になっても、メディーナがおったらどうなってたんやろとか思ってしまう。

アメリカやオーストラリアのように絶対ワクチン接種しないと入国出来ないとか、健康管理や体への影響とか厳しいアスリートからしたらデリケートな問題だろうし、国によって隔離の期間やルールが様々だと、更にリタイヤする選手が増えそうな気がして嫌だな。お金に余裕のある選手は別に全試合に出場しなくてもやっていけるだろうし、ケリーは今年度も試合を選んで出場するのかな。

なんて、そんな心配しないで素直に選手もファンも楽しめるシーズンはいつ訪れるのやら。私も旅に出たいです・・・

いよいよ深夜から開催されるBillabong Pro Pipeline!

ハワイ時間では朝7時30分
日本時間は深夜2時30分スタート予定です。

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