サーフィンのUS Open とWSL 2022について

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 US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido

いつもはお祭り騒ぎなのですが、今回は控えめな印象。
自由に国外を行き来出来ない今、やはりいつもと同じようにはいかないようです。
それでも開催されるだけで嬉しいし、ビーチからピアからと歓声が送られ盛り上がっています!

今年開催されているUS Openのスポンサーは、なんと資生堂!!!
以前までは、アメリカのスニーカーブランドVansがスポンサーだったんですが、US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseidoとなっております。

さすが日本の資生堂、、、いや世界の資生堂。
テニスだけでなくサーフィンの大きな大会のスポンサーになるとは、目の付け所がさすがです!

残る試合は男子がRound of 16の8ヒート、Quater finalsの4ヒート、Semifinals2ヒート、Finalsの15ヒート。女子がQuatefinalsの4ヒート、Semifinalsの2ヒート、Final(決勝戦)の7ヒートのみ!!!!!

注目選手

村上舜

神奈川県出身。日本サーフィン界のイケメンで有名な彼ですが、高校生の時には全日本優勝している実力派です。
CT入りの最有力候補だと言われています。

Kolohe Andino

アメリカ代表としてオリンピックにも出場していました。
2012年からCTに参戦。2019年CTランキング5位、2021年CTランキング37位。
映画俳優みたいなコロへパイセン。サーフィンはターン、エア、バレル全てが豪快パワフル。

Griffin Colapinto

カリフォルニア出身。エクボが可愛らしいコラちゃん。実は身長 180cm!
2018年19歳の頃からCT参戦。2021年CTランキング6位。
2017年にははUS Openと同じく有名なVans Triple Crown で優勝しています。

五十嵐カノア

説明不要の有名人ですね。
2021年CTランキング8位。
東京から米国へ移住した両親の元で育った五十嵐カノアは3歳からハンティントン・ビーチでサーフィンを始め、2018年国籍をアメリカから日本に。

Caroline Marks

アメリカ代表としてオリンピックに出場していました。
2021年CTランキング6位。
フロリダ出身のキャロリンは2018年CT出場資格認定史上最年少15歳でデビュー。天才サーファーとして大注目されている。

Coco Ho

CT歴11年。2021年CTランキング19位。
7歳からサーフィンを始めたココホーは現在30歳。
父親はレジェンドのマイケル・ホー、兄はメイソン・ホーとオアフ島ノースショアを代表するサーファー一家です。

脇田 紗良


英語でのインタビューもバッチリのさらちゃん。
151cmと小柄ながらも力強いターンとスピードのあるサーフィンがカッコイイ。生まれは神奈川ですが、8歳から4年間ハワイで生活していたようです。幼い頃はスケートボードに夢中。プロサーファーの脇田貴之を父にもち、兄泰地もプロサーファーです。

Beettylou Sakura Johnson

父親がアメリカ人、母親が日本人のハワイアンガールのさくらちゃん。
モデルのような容姿で可愛らしさが一際目立ちます。
16歳という若さ!これからの活躍が楽しみな選手の一人。CTランキング9位のCourtney Conlogueとの次のヒートに注目です。

SHISEIDO BLUE PROJECT

https://brand.shiseido.co.jp/shiseidoblueproject.html
”Respect Oceans,Protect Beauty.”
海を愛する全ての人々と力を合わせ、2030年までに海洋の保護を実現させましょう!をスローガンに資生堂が取り組んでいる活動。

大会中には、Beach clean up ビーチクリーンが行われています。

ゴミ拾いには、アンバサダーであるカノアも参加していたようです。
綺麗なビーチを守って行くためのゴミ拾い。
材木座の海でビーチクリーンに参加させていただいた時、海から流れ着いたゴミもありましたが、ほとんどがタバコの吸い殻やペットボトルのフタや空き缶、食事をした後に出るであろうプラスチックビニールの破片などでした。
ビーチで過ごす時に一人一人が気をつければ、ゴミはもっともっと減るはず。
美しい海を守るというより、さらに美しくしていきたいです。

これまでの振り返り

絶好調のコラちゃんと村上舜

惜しくもオリンピック入りを果たせなかった2人ですが、さすがの実力です!!!
初日から8.50ptとこれまでの3試合で高スコアを出しているコラちゃん。
同じく村上舜も高スコアで、安心しながら見てられた。
次からはマンオンマンヒート(1対1の対決)なので、ますます目が離せません。

衝撃だったのがあむろちゃんのインターフェア

無事にRound of 16に進出だなぁって見てたら、まさかの残り3秒くらいでインターフェア。
何が起こったのかわからなさすぎて、あんなんもインターフェアって判断されんの?!という衝撃とともにあむろちゃんの呆然とする姿に泣いてしまったわ。

インターフェアとは?

優先権を持つ選手の邪魔をした場合、インターフェア(妨害)と判断されます。
インターフェアを犯すと、2番目に点数のいいポイントが半分にカットされ、インターフェアしたライディングは0点と判断されます。また、ヒート中に2回インターフェアを犯すと失格に。

今回の場合、2つのピークがかなり離れた場所にあり、それぞれであむろちゃんとAlyssa Spencer(アメリカ)が波に乗っている状態でした。
それが、最後に1つに交わってしまった時にちょうど両サイドからぶつかりそうに。優先権のある選手を妨げる前にカットバックやプルアウト等で進路を譲らなければならなかったのにそれがされなかったようです。この時に優先権があったのはAlyssa Spencerだった為、あむろちゃんはインターフェアとジャッジされてしまいました。
ちなみに、1本の同じ波でも離れていて妨げにならなければインターフェアにはならないので、同じ波に乗ったらダメとかでは無いです。

これであむろちゃんの2つ目のスコアが無効に。

この優先権やインターフェアが見ていて難しいので、私も勉強中。
今回のパターンも勉強になりました。

Max Heat  Score

これまでの試合の男子のハイスコアはコラちゃんの8.50ポイント、女子はキャロリンの9ポイント。合計ハイスコアは、ペルーのLucca Mesinasの15.34ポイント、女子はオーストラリアのDimily  Stoyleの15.10ptとなっています。

Next Callは今夜(9月25日)23時30分!!!明日が日曜日でよかった!!!!

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